2024.07.09 小顔

エラボトックスのダウンタイムは?痛みや腫れの対処法も医師が解説

エラボトックス ダウンタイム

エラボトックスは、ボトックス注射を用いた小顔治療のひとつです。咬筋にボトックスを注入することで、筋肉の動きが鈍り、エラの張りを緩和させることができます。低侵襲で、ダウンタイムが短いのが大きな特徴といえます。

しかし、ダウンタイム中は一定の注意が必要となります。
エラボトックス施術後のダウンタイム期間やケア方法、注意点などについて詳しく解説していきます。


ダウンタイムの期間と症状

エラボトックスを受けた後のダウンタイムは通常、2~3日程度です。しかし、個人差があり、1週間程度続く場合もあります。

ダウンタイム中は以下のような症状が現れることがあります。

  • ● 注射部位の痛み、腫れ、内出血
  • ● 頭痛
  • ● 表情の硬さ、違和感
  • 咀嚼時の違和感

これらの症状は時間の経過とともに徐々に改善されていきます。1週間を超えても症状が続く場合は、医師に相談してください。

また、ダウンタイム期間には個人差があり、以下のような要因が影響します。

  • ● 年齢
  • ● 全身状態
  • ● 注入量
  • 注入部位


年齢を重ねるほど回復が遅くなる傾向にあります。また、疾患を抱えていたり薬を服用している人は、症状が長引く可能性があります。注入量が多いほど副作用が強くなる傾向にあり、注入部位によっても症状に差が出ます。
初めてエラボトックスを受ける場合は、医師と十分に相談し、適切な注入量と部位を決めることが大切です。

 

ダウンタイム中のケア

ダウンタイム中は、症状を軽くするため、以下のようなケアが必要となります。

 

運動、入浴、飲酒の制限

  • ● 激しい運動は避ける
  • ● サウナや長時間の入浴は避ける
  • ● 飲酒は避ける

これらの行為は体温を上昇させ、血行を促進させるため、症状を悪化させる可能性があります。体を冷やすことで腫れや内出血を抑えることができます。運動やサウナなどを控え、適度に休息をとることが重要です。
また、飲酒も避けましょう。アルコールは血管を拡張させ、内出血のリスクを高めます。ダウンタイム中は禁酒に努める必要があります。


注射部位のマッサージや刺激の回避

  • ● 注射部位を強く押さない
  • ● 強い洗顔やメイクを控える
  • ● 寝る際は仰向けを避ける

ボトックス注射は注入部分に留まるよう注意深く施術されますが、注射部位を強く押したりこすったりすると、ボトックスが拡散してしまう可能性があります。洗顔やメイクの際も、注射部位への刺激は最小限に抑えましょう。
寝る際も、枕で注射部位を押さないよう、仰向けを避けることが大切です。ボトックスが移動すると、想定外の部位で効果が現れたり、逆に効果が出にくくなったりする恐れがあります。

 

長期的な注意点

エラボトックスは1度の施術でも効果を感じられる方が多いですが、噛み締め癖がある方は、施術から約3~6ヶ月で元の状態に戻ってしまう場合があります。そのため、定期的に再注射を受ける必要があります。

 

再注射の間隔

個人差があるが、おおよそ3~4ヶ月。
早めの再注射は避けましょう。

ボトックスの効果は徐々に弱まっていくため、適切な間隔で再注射を受けることが大切です。一般的には3~4ヶ月おきに受けることが推奨されていますが、個人差があります。早めの再注射は避け、医師と相談の上、適切なタイミングを見計らいましょう。


また、長期的な使用には注意が必要で、大量投与や頻回の注射は避けるべきです。過剰なボトックス使用は、逆効果となり、表情の変化を招く恐れがあります。健康面での影響もあるため、節度ある利用を心がけましょう。

 

レボクリニックプラス札幌院のエラボトックス

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まとめ

エラボトックス注射は、メスを使わずに短時間で小顔効果が得られる魅力的な施術です。咬筋に作用してエラの張りを改善するだけでなく、歯ぎしりや肩こりなどの症状の緩和も期待できます。ただし、効果は一時的なものであり、持続期間については個人差があることを理解しておく必要があります。

エラの張りの原因や、目的に合わせて、ボトックスの種類や量、併用する施術を検討することが大切です。
信頼できるクリニックを選び、医師とのコミュニケーションを密に取りながら、適切な施術計画を立てましょう。

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